本命のメジナはほとんど釣れずに、エサのオキアミで際の落とし込みをして、カサゴやべラを大量捕獲している時のことでした。(笑)
切れ波止の20メートルぐらい先にナブラが現れ、40〜50センチのサカナがそれを追いかけたり、飛び跳ねたりしているのを発見!!
私はいつもタックルボックスの中に入れているラパラのCD9センチをボロの3メートルぐらいの投げ竿とボロのスピニングリールにすぐさま準備して、ナブラの10メートルほど先に投げてリールを巻きました。(しかも、イエローのミチイトにラパラを直結!!)
5~6回ほどリールのハンドルを巻いたときにアタリがあり、それほどの引きもなく、海面から6メートルほどもある防波堤の上に抜き上げたのが50センチ弱の初サゴシでした。

そのときは5~6本のサゴシを短期間にしとめた記憶があります。
これで味をしめた私は再びこの切れ波止に無謀にもイシダイの落とし込み釣りで上がった時にロッド・ケースに振り出し式シーバス用のロッドを忍ばせていました。
カニ餌の落とし込み釣りで、イシダイを狙ったのですが、釣れるのはべラばかり・・・・!!(涙)
そんな折に、またしてもナブラが!!
予め振り出し式のシーバスロッドにスピニングリールを付け、ルアーまでもセットしていたので、その折もナブラのむこうにルアーを投げて、ナブラを通過するようにしてリールのハンドルを巻きますと、1投目から40センチほどのサゴシが掛かり、このときは40~50センチまでのサゴシを11本釣り上げました。
フッキングが悪かったのか、掛けてから半分近くが寄せるまでにバレての11本。
ルアーを投げれば、たいていはアタリがあるという楽しい釣りでした。
私は色々な釣りをするので、ルアーロッドもたくさんあるのですが、どんな釣りのときもロッドケースには、
振り出し式のシーバスロッドを1本必ず入れています。
釣り場に立つとお分かりかと思いますが、
・狙った魚など全くいない
・予想していた釣り方が全く通用しない
・エサ釣りでは全く歯が立たない
・・・と、言うようなことはよくあるパターンです。(笑)
余談ですが、防波堤からルアーで42センチの初ヒラメを釣った時も似たような状況でした。

ロッドケースには振り出し式のルアーロッドを1本は入れておけば、何かと便利です。
海のルアー釣りの基本的なタックルはこのようなものです。

狙う対象魚によって、ラインを替えたり、ルアーを替えたりするのは言うまでもありません。
50センチ程度のサゴシが主体となるはずですから、ミチイトは0・8号~1号ぐらいのPEラインをリールに巻いて、リーダはフロロカーボンの5号〜10号をつければ良いかと思います。
エサ釣りのときに使うワイヤーリーダーを使う方もいますが、出来れば使わないほうが食いが良いような気がします。
エサ釣りの場合はエサを飲み込んでハリスまでサゴシの歯が触れますので、ワイヤーリーダーでないとなかなか獲れないのですが、ルアー釣りの場合はルアーのフックに掛かりますので、あまりナーバスにならなくても良いのではないでしょうか?
私は結構面倒臭がり屋なので、リーダーすら付けずに蛍光ナイロンの3号のミチイトをルアーに直結したりもするのですが、釣れるときはこんな手抜きの仕掛けでもガンガン食ってきます。
ルアーですが、このようなミノーでも、
このようなメタルジグでも、
凡そ9センチ以下でしたら構わず食ってきます。
(追いかけているベイトフィッシュにもよりますが・・・・)
注意するのは、ナブラがないときの釣り方です。
ナブラがないときの釣り方については次回お話します。